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正会員 テノール

サ行

清水光彦
Shimizu Mitsuhiko
清水 光彦(テノール)
1952年7月兵庫県、神戸市に生まれる。
大阪音楽大学卒業、同大学院(オペラ科)修了。
1981年よりウィーンへ留学。ウィーン国立音楽大学にて学ぶ。この間、ウィーン室内歌劇場にも所属する一方、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、ベルギー各国各地にても公演する。ウィーンにて、バジリオ[フィガロの結婚]、フェランド[コジ・ファン・トゥッテ]、タンツ・マイスター[ナクソス島のアリアドネ]等を好演。教会でのミサのテノール・ソロ等も数多く歌う。
ウィーン国立音楽大学(オペラ科)ディプロマ修得(卒業)後、1986年3月帰国。
関西二期会、大阪音楽大学オペラハウス、神戸アーバンオペラハウス等を中心に、次郎作[昔噺 人買太郎兵衛]、与ひょう[夕鶴]、コンキーリア侯爵[ラ・チェッキーナ(良い娘)]、ベドリッロ[後宮からの逃走]、フェランド[コシ・ファン・トゥッテ]、ドン・オッターヴィオ[ドン・ジョヴァンニ]、タミーノ[魔笛]、マックス[魔弾の射手]、アルフレ―ド[椿姫]、ヴァルタ―[タンホイザ―]、ドン・ホセ[カルメン]、ロドルフォ[ラ・ボエーム]、ピンカートン[蝶々夫人]、アイゼンシュタイン[こうもり]、アヴィート[三王の恋]、トルケマダ[スペインの時]、ロバを連れた男[賢い女]、電信技士[夜間飛行]、市長[アルバ―ト・ヘリング]、トニー[若き恋人たちへのエレジー]、若い男[金閣寺] 他、数多くのオペラに出演、いずれも高い評価を得ている。
ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ヴェルディー等の宗教曲のテノール・ソロや、コンサ―トも多数。
これまでの演出作品は『メリー・ウィドー』(レハール)、『ホフマン物語』(オッフェンバッハ)、『あまんじゃく と うりこひめ』(林 光)、『アマールと三人の王様』(メノッティ)、『フィガロの結婚』(モーツァルト)、『カルメン』(ビゼー)、『昔噺 人買太郎兵衛』【人形浄瑠璃とのコラボレーション】(間宮芳夫)。
2003年3月、シューベルトの「冬の旅」をもって神戸文化中ホールにてリサイタルをひらき好評を博す。
2012年7月、「60th(還暦)記念コンサート」を神戸文化大ホールにて行う。
2016年3月、「音楽生活45周年を迎えて」と題し松方ホールにてリサイタルを開く。
2018年5月、「神戸市文化活動功賞」受賞記念演奏会として神戸市産業振興センター ハーバーホールにてリサイタルを行う。
神戸市内における地域活動としては、1989年8月に発足した『神戸市混声合唱団』の設立に助力し、発足と同時に入団。2000年3月退団まで、パート・リーダー、コンサート・マスター、副指揮者を歴任。市内の小学校を対象とした移動オペラ公演の企画・制作・演出・指揮を担当する等、300回を超える公演に出演した。
また、1990年5月より公演活動を開始した「神戸市民オペラ」(のちの「神戸アーバンオペラハウス」)に当初より実行委員として参加。各公演にはソリスト、或いは合唱指揮者としてその成功に寄与した。
実行委員(ボランティア)として阪神淡路大震災の年(1995年)から連続して開催している「すずらんホールコンサート」(神戸市北区)は58回を数えている。
近年では、2017年神戸国際フルート音楽祭に自身が演出・プロデュースした「浄瑠璃オペラ」をもって参加、藍那里山公園内農村舞台にて公演。
2020年4月より「神戸オペラカンパニー」代表としてコンサートを企画し、同会を運営している。
さらに、神戸市内を含め、アマチュア合唱団とは、指導者、指揮者として、客演を含めると、これまで、合計9つの団体と、関りを持ってきた。
現在、ハルモニア室内合唱団、グリーンフォークコーア、各合唱団指揮者。
2009年1月より2017年3月まで関西二期会事務局長に就任。就任中、同会の公益法人(社団)化等に尽力した。
2017年4月より2018年3月まで同法人事務局参与。現在は同会会員。
2017年9月「神戸市文化活動功労賞」受賞。
2020年12月「ともしびの賞」(兵庫県)受賞。
田原祥一郎、故広岡隆正、故五十嵐喜芳、常森闘志、故マリオ・デル・モナコ各氏に師事。
神戸オペラカンパニー代表。
関西二期会、日本演奏連盟、兵庫県音楽活動推進会議、神戸芸術文化会議、神戸音楽家協会、神戸波の会、赤とんぼ、各会会員。